message in a bottle
message in a bottle 島で/拾う(1)
2023年01月26日
『身近なところで素材を探して採集する。素材が持つ質感を自分の肌感覚で読み取り、その感覚を再現する』(講師:宮城奈々)
1日目(8/27) 繊維素材の質感を視る(観察する) @沖縄県立博物館・美術館
参加者全員で沖縄県立博物館・美術館へ出かけました。織りを中心とした展示資料を見ながらディスカッション。植物繊維と私たちの暮らしの中での繋がりを感じる時間となりました。
2日目(8/28) 素材を探す・採集する @沖縄県立芸術大学 一般教養棟 教養101教室
青空の広がる中、沖縄県立芸術大学や首里城周辺へフィールドワークに向かいました。色々な植物を触ってみたり、匂いをかいでみたりと参加者それぞれが五感を駆使して植物を観察しました。気になった植物は採集・保管。明日の講座へと続いていきます。
3日目(8/29) 採集した素材を感じ読み取る @沖縄県立芸術大学 一般教養棟 教養101教室
昨日採取した植物を教室内でじっくりと観察。宮城さんに教わりながら、マイクロスコープも使ってみました。マイクロスコープで採取した植物を覗いてみると肉眼では見えなかった世界が広がっていました。道具を使うことで新しい視点を得ることができました。
4日目(8/30) 糸を作る @沖縄県立芸術大学 一般教養棟 教養101教室
講師の宮城さんが作ってくださった道具を用い、はじめての糸紡ぎに挑戦。慣れない作業に最初は参加者それぞれが悪戦苦闘。宮城さんからアドバイスをいただきながら、少しづつ少しづつ糸紡ぎに身体が慣れていきました。気が付いたらあっという間に時間が過ぎていて、講座修了の時間です。
5日目(8/31) 糸で織るまたは編む @沖縄県立芸術大学 一般教養棟 教養101教室
台風が迫る中、卓上織機での織りに初挑戦。緯糸(よこいと)には昨日紡いだ糸を用いました。経糸と緯糸の関係がうまれていく中で、繊維たちが新しい表情を見せはじめました。織り終った後はお湯につけ、乾かして完成。完成した織物は織っている途中とは違った表情を見せてくれました。
Text 藤本つぼみ